平成24年度石川県郷友会の研修会
富士見櫓
靖国神社(靖国神社ホームページより)
東京スカイツリーより浅草寺五重塔を望む(望遠レンズで拡大)
ホテル「グランドヒル市ヶ谷」での集合写真
平成24年10月23日(火)24日(水)の1泊2日で石川県郷友会主催の研修旅行に参加しました。
今井会長を団長に41歳から93歳までの会員及びその家族計41名が23日朝6時に金沢駅よりバスに乗り、一路東京を目指し,
北陸道、上信越道、関越道と高速道路を乗り継ぎ首都高速練馬インターには遅延なく予定時間通り入ることができました。
皇居参観が13時30分と指定されていたことと首都高速での渋滞を予測して若干駆け足ではありましたが皇居桔梗門前に無事到着。
他の団体と併せて約200名が警備職員による事前説明の後一般参観コースを約1時間15分かけて見学しました。
最初に富士見櫓を見る。これは江戸城の遺構としては最古のもので万治2年(1659年)再建ということで江戸城の古い歴史を感
じることができました。次に宮内庁庁舎を見ながら坂を上ると宮殿東庭に着きました。ここは新年および天皇誕生日に行われる一般
参賀の場所で新しい建物ではあるが厳かな気分になる場所でした。その後二重橋へ行き三代将軍家光の頃、京都・伏見城から移築さ
れたと伝えられている伏見櫓を見る。最後は山下通りを経由し蓮池堀を見ながら桔梗門へ出る。普段はなかなか見られない皇居の内
側を初めて見学し改めて皇室および日本国の尊崇及び弥栄を思う気持ちが益々高まりました。
次は靖国神社昇殿参拝のため九段坂上を目指し、午後3時頃神社境内に入る。
靖国神社は何度も参拝していますが昇殿での参拝は初めてで,神官に案内され昇殿で御霊に拝礼すると厳かな気持ちになると伴に明治
維新から先の大東亜戦争で国のために亡くなった人々のおかげで今の日本があることを痛切に感じました。
参拝を終えた後は今日の宿泊先のグランドヒル市ヶ谷に着きました。夜には日本郷友連盟の寺島泰三会長、過去に金沢14普通科連隊長を経験された
本庄俊弘陸将補、冨樫勇一一等陸佐の3人の来賓を迎えての懇親の宴が行われ全員バス旅行の疲れを忘れ大いに盛り上がりました。
3人の方が忙しい中にもかかわらず私たちのため時間を割いて頂いたのは、旧軍の第九師団および第七連隊の時代より歴史と由緒ある
金沢がいまも自衛隊に理解を示していることへのお礼の表れでないかと理解しました。
2日目の24日はホテルでの朝食の後、浅草の浅草寺参詣と仲見世通り散策および東京スカイツリーより東京の街の展望です。
展望デッキより港区(東京タワー方向)
何度も東京を訪れていますが浅草の浅草寺と仲見世通りは中学の修学旅行以来です。そして平日にもかかわらず人がたくさんいるの
にはびっくりしました。その後午後0時30分入館予約の東京スカイツリーへ行き、団体専用入口より乗ったエレベーターが340m
の展望台まで50秒で昇る速さには驚きの一言です。歴史ある浅草寺と仲見世通り、武蔵の国にちなみ634mの東京スカイツリーの
取り合わせは東京に新しい観光ゾーンを作り上げたといえます。いつまでも東京の街を眺めていたい気持ちを抑えながら午後3時頃
東京を出発し、金沢には午後9時30頃到着。今回の研修旅行は皇居、靖国神社と日本人が決して忘れてはならない場所に行くこと
により、日本人が失いつつある誇りと魂を思い起こさせてくれる大変有意義なものでありました。