平成29年度石川県郷友会の研修会


平成29年10月24日(火)石川県郷友会の日帰り研修旅行で福井県へ行きました。

午前9時に金沢駅から総勢19名がバスに乗り、金沢西インターより北陸自動車道を走り、福井インターで降り、「一乗谷朝倉氏遺跡」を見学してきました。
福井市街から10km程山あいに長い年月埋もれていた戦国時代栄華を極めた朝倉氏五代の城下町の街並みをほぼ完全な姿で再現したものです。国の特別史跡、特別名勝、重要文化財に指定されている遺跡は武家屋敷、町屋、職人屋敷がきれいに復元されており、その街並みを歩き、復元された武家屋敷に入ると戦国時代に陥るような錯覚を感じました。
一時間ほどの散策の後は近くにある「福井県立一乗谷朝倉遺跡資料館」の見学です。

一乗谷朝倉氏遺跡(福井県観光情報ホームページより)
 


ここには遺跡発掘時に出土した品々が数多く展示してあり、先に見た街並みの景観とともに当時の朝倉氏の栄華を知ることができる貴重なもので、周りの田んぼではこれから何年もかけて埋蔵品を発掘するとの説明を聞き、まだまだいろんな貴重品が発見されるものと思われます。
その後近くにある「道の駅 一乗谷あさくら水の駅」で昼食をとり、福井インターより北陸道に入り、福井北ジャンクションより中部縦貫道永平寺口で高速を降りて、坂井市丸岡町にある「越前竹人形の里」の見学です。
ここの展示館は九頭竜川を望む高台にあり、工房内で3、4人の職人が竹を使って人形を作る製作工程が観光コースに入っており、完成した作品とともに一度は見る価値のあるものです。
(なお、水上勉の小説「越前竹人形」の舞台は武生市(現越前市)で、実際に竹人形は作られていません) その後、丸岡インターより北陸道に乗り、午後3時頃金沢駅に着きました。

一乗谷朝倉氏遺跡資料館での集合写真
 

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